視力の悪さと遺伝の関係について

視力の悪さは遺伝するのか?

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親や家族に視力が悪い人がいると、子供にもそれが遺伝するという噂は昔からよく流れていますね。親と子は、全身のさまざまな特徴がよく似るものです。

視力や目の機能に関しても、当然遺伝する要素はかなりあるものと、学者の間でも考えられています。ただし、視力の良し悪しについては、はっきりしたことがまだわかっていません。親の視力が悪ければ、子供の視力も悪くなると決まっているわけではありません。

※むしろ今の段階でわかっていることは、「視力を悪化させる生活環境が、親から子へと受け継がれやすい」ということです。

遺伝が関係していそうな場合とは?


目の中にはさまざまな組織がありますが、その形状やサイズが親と子で似ていることはかなりありそうなことです。

視力悪化の原因は数多いですが、目の中の組織に原因がある例も少なからずありますから、当然親と子で同じ原因で視力が下がることはゼロではないでしょう(とはいえ、親子で視力が悪いといっても、その原因が違うこともかなり多いものですが)。

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遺伝が関係している可能性が高いと思われるのは、何らかの病気で引き起こされている場合でしょう。たとえば、ぶどう膜炎という病気があります。この病気の原因はものすごく数と種類が多いのですが、遺伝も関係があると推定されています。親子でこの病気になったときは、確かに遺伝の影響もある程度はあるのかもしれません(ただし、一概に決めつけることはできません)。

親子や家族間で揃って視力が悪くなるのはなぜ?


視力低下の原因については、遺伝的な原因だとはみなされていない種類が多いものです。特に目立つのが、環境や生活習慣による原因です。

テレビやゲーム、パソコン等を長時間やり続けているうちに視力が下がってしまう例が多いことはいうまでもありませんが、こういった生活習慣が親子の間で共通していることもよくあるのです。

つまり、子供の視力が親と同じように悪くなったからといって、遺伝が原因なのではなくて、親子の生活習慣が似ていることが原因の可能性もかなりあるはずなのです。

親子や家族の間で、同じように視力が悪いとはいっても、原因が遺伝だと決めつけるのは早計でしょう。実は日本人の大半は、つい100〜200年前まで視力があまり悪くなかったという学説もあります。遺伝が原因であれば、昔の日本人の間にも視力が悪い人が相当いたはずでしょう。

子供の視力を守るためには?


まだ小さい子供の視力が心配な場合は、身内に視力がよくない人がいる場合でも、過剰に心配する必要はないでしょう(何かの病気で視力が下がっている場合は別ですが)。

「遺伝するかもしれない」と思って怖がるよりも、子供の生活をよくチェックして、視力が悪くなるようなことをしすぎないように注意したほうが建設的でしょう。

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