仮性近視について

仮性近視とはいったい?

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眼の症状の1つに日本人のほとんどが体験する近視というものがあります。近視は外から光が網膜の前方で像を結びために、遠くのものがはっきり見えない状態のことをいいます。

近視の原因は主に2つです。1つは水晶体から網膜までの距離が長い場合。2つ目は角膜や水晶体の屈折力が強い場合です。また、近視に良く似ている症状に「仮性近視(かせいきんし)」というものがあります。これは近視とはどう違うのでしょうか。

仮性近視と近視の違い


仮性近視は別名、学校近視、偽近視と呼ばれているのですが、学校近視という言葉通りに、子供に多い眼の症状です。原因はゲームをしたり、読を読んだり、携帯、スマートフォンをいじったりする作業で近くを集中して見続けることです。

これは毛様体筋を緊張させるので視力低下も発生させます。実は近視も同じ原因で起こるのですが、仮性近視の場合は適正な処置(視力回復トレーニングなど)によって回復しますので、軽度の近視状態だと考えるとわかりやすいです。ただ、仮性近視には近視も混在していることが多いのが現状です。

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仮性近視(偽近視)の意味には若干違いがある


仮性近視とは何かを簡単に述べましたが、注意して欲しいのはそれぞれ使う人によって仮性近視の意味の理解が異なります。例えば、眼科で仮性近視(偽近視が一般的)と判断された場合は、軽度の近視状態のことを指すのではなく、近視でもないのに視力が低下し、メガネをかけると物がはっきり見える場合をいいます。

これは漢字から意味を推測してしまう日本人の特徴ではありますが、眼科で仮性近視という言葉を使わないで、偽近視という用語を使うのはそういう誤解を避けるためだと思います。ただ、一般的には仮性近視といえば、軽度の近視状態という意味でまかり通っています。

仮性近視を調べる


眼科では仮性近視(偽近視)かどうかを調べるために、散瞳薬(さんどうやく)という瞳孔を意図的に広げる点眼剤を使用した後、屈折検査を行います。これには、レフラクトメーターという眼球に赤外線を照射する機器を用います。これで眼の屈折に異常があれば、仮性近視(偽近視)ではなく近視と判断されます。

仮性近視(偽近視)と診断されたときの治療


眼科で仮性近視(偽近視)と診断されたときはミドリンM、ミオビンといった点眼液やビタミン剤を用います。他にも飲み薬といった内服療法もあります。

ただ、このような治療を数ヶ月続けて視力改善効果が見られない場合は、メガネをかけたり、コンタクトレンズ着用したりするといった必要が出てきます。その時は仮性近視(偽近視)ではなく近視だったことになります。

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