糖分の取り過ぎと視力低下の関係について

糖分の取り過ぎは視力低下を招く?

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現代は、乱れた食生活を送っている人たちがとても多い時代ですが、特に糖分を取り過ぎてしまう人たちの多さが目立ちます。糖分の取り過ぎはさまざまな不利益をもたらしますが、視力の低下につながるという意見もあります。

※もっとも、糖分を取り過ぎた人たちすべてが視力の低下に悩まされているわけではありませんし、糖分の増加が視力低下の直接の原因になっているとは限りません。実際に、糖分の過剰摂取が必ず視力の低下を引き起こすと考えている学者はいないようです。

糖分の取り過ぎが視力の低下と間接的につながっているとする考え方はいくつかあります。ここでは、その中から代表的な考え方を説明しましょう。

糖尿病を発症してしまうケース


糖尿病の原因もたくさんありますが、糖分の取り過ぎで糖尿病を発症する人もいます。糖尿病の症状も数多いですが、視力の低下もそのひとつです。

血糖値が上昇すると、目の「水晶体」という組織が固くなってしまい、じゅうぶんに機能しなくなります(水晶体は、ものを見るときにピントを合わせる役割を果たしています)。つまり水晶体がうまく働かなくなるために、糖尿病の患者の視力は低下する可能性があるのです。

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ビタミンB1不足が真の原因となっている可能性


糖分を取り過ぎている人たちは、栄養素のバランスが全体的に乱れていることが多いですが、ビタミンB1が欠乏していることも多いようです。実は、糖分の分解や吸収をするにあたっては、ビタミンB1が大事な役割を果たしています。

糖分と一緒にビタミンB1も大量に摂取していれば問題は何も起こらないかもしれませんが、ビタミンB1の補給が十分にできなければ、体内で常にビタミンB1が不足してしまうことになります。

ビタミンB1は、視神経の機能の活性化を促す役割があると考えられています。つまりビタミンB1が足りなくなることで視神経の機能が衰えてしまい、視力低下がもたらされると考えられています。

カルシウム不足が真の原因となっている可能性


過剰な糖分がカルシウム不足をもたらし、それが結果的に視力低下につながるという考え方もあります。

※糖分にはカルシウムを体外に排出させてしまう作用があることや、糖分を取り過ぎると血液が酸性に傾くため、それを阻止する目的でカルシウムが大量に使われることはすでに科学的に証明されています。

カルシウムが不足すると、全身の機能に悪影響がありますが、視力にも関係があります。カルシウムが不足すると全身の毛細血管が収縮します。毛細血管の中をスムーズに血液が流れなくなると、特に筋肉の働きに悪影響があります。

目にも毛細血管はたくさんありますが、特に目の筋肉(毛様体)にも毛細血管が集中しています。毛様体に十分な栄養素や酸素が届けられなくなって毛様体の働きが鈍くなると、「ものを見るときに、その距離に合わせて伸縮して、水晶体の厚みを変える」という毛様体の大事な役割もうまく果たせなくなってしまうのです。

糖分の摂取量はうまくコントロールしましょう


糖分の取り過ぎは「視力の低下に絶対につながる」というわけではありませんが、肉体にとってさまざまな不利益をもたらす恐れがあります(その結果、視力の低下につながることもあるわけです)。普段の食生活に気を配って、糖分の量を適度に調節することが望ましいでしょう。

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