視力回復効果のある目薬について

視力回復効果のある目薬とは?

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「視力を回復する効果を持つ目薬」が、数年前に大きな反響を呼んだことがあります。NHKのテレビ番組で「ムチン」を含む目薬が大きく取り上げられたことがありましたね。この目薬は特に、視力と同時にドライアイで悩んでいる人に用途が多い目薬です。

最近有名になったムチン入りの目薬には、「ジクアホソルナトリウム(ジクアス点眼液)」や「レバミピド(ムコスタ点眼薬)」等があります。これらの目薬だけで視力が一気に回復することはありませんが、ドライアイのほか目の状態を改善し、目が順調に機能することを促す効果は期待できます。

ムチンとはいったいどんな成分?


ムチンは、実はたんぱく質の一種です。人体にも自然に含まれています。食品にも含まれていて、たとえば納豆やオクラのような食品のねばねばした部分にたっぷりと含まれています。

このムチンは涙にも含まれています。涙は角膜を守るために欠かせませんが、ドライアイが進むと、涙も不足気味になります。目が乾くにつれて視力がじゅうぶんに働かなくなってしまうこともあるでしょう。

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ムチン入り目薬は、TVを通じて「実用視力をよくしてくれる」というイメージで世の中に広く伝えられました。一般の視力検査で測定できる視力は、個人が持つ最高の視力を測るもので、毎日実際に使える視力とは一致するとは限りません。

「実用視力」とは、毎日実際に使える視力を意味する言葉となっています。この実用視力が、ドライアイが進んで、落ちてしまうことは確かによくあることです。それを助けてくれるものとして期待されたのが、このムチン入りの目薬です。

※ただし「実用視力」という言葉はまだ医学界で正式に採用されている言葉ではありません。 眼科医の前やドラッグストアで話をするときに、「実用視力」という言葉を持ち出しても通じないこともあります。

ムチン入りの目薬を本当に使ってみると?


ドライアイに悩まされている人は現代社会には多いですから、ドライアイを克服する役割で使う分には悪くないでしょう。用法を守って使えば、目が乾く不便さから解放されるでしょう……そのほかに、目の機能が十二分に発揮されて、よく見えるようになることもあるでしょう。ただし、視力がこれだけで回復するわけではありません。

※用法については、眼科医によく相談しましょう。人によっては涙が出すぎることもあるからです。また、ソフトコンタクトレンズの使用者はこの目薬を使えない可能性が高いです(レンズを点眼の際に毎回必ず外すようにするなら、使える可能性も出てきますが)。

ムチン入りの目薬は、ドライアイや目の乾燥で毎日しんどい思いをしている人が使う分には有効ですし、「使用前よりも目がよく見えるようになる」感じがすることも考えられますが、視力の悪さで悩んでいる人にとって救いの神になるわけではありません……そのことをよく理解して、手を出すとよいでしょう。

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